田村華世(タムラ ハナヨ)さん
1970年代の前半生まれ
2005年にはり・灸師の国家資格を得て、
2008年11月に自宅に鍼灸院を開設。
2012年に東洋はり医学会に入会。
『はりきゅうぽかぽか治療院』を
札幌市豊平区月寒東4条18丁目3-30で院長さんとして運営しています。
電話・FAX:011−853−5524 予約制
本日は『はりきゅうぽかぽか治療院』におじゃまして、お話を伺うことができました。
Q:“ぽかぽか治療院”というユニークな名称ですね。
A:はい。あたたかい感じの黄色が大好きで、こころと体の温まる治療院にしたいと思っていました。
Q:治療室内におじゃましてすぐ目に入ったの
は“Pokapoka工房”の看板と毛糸編みの赤ちゃん
のてぶくろなんですが・・・
A:ああ、これははり灸と直接関係ないかもしれま
せんが、手芸好きのママさん友だちと一緒に毛糸
のコースターや手袋を編んで出品しています。
私、手芸も大好きなんです。
Q:“ぽかぽか”と毛糸のあたたかさ
が重なりますね! それから、室内
に大きな鏡(縦1.8m×横2.5m)と
懸垂棒が目立ちますが・・・
A:私の患者さんの多くが、スポーツ
での運動機能回復を目的とされる
方々なんです。それで、ストレッチ
や姿勢バランスや筋調整などのため
に設けました。
Q:もう少し詳しく…?
A:はり灸に就く前は、トレーナーをやっていたんです。
私自身中学・高校・短大でバスケットをやっていたんで
すが、中学のときからケガが多く短大では選手よりトレ
ーナーの方が向いていると思いマネージャ兼トレーナー
の道に入りました。短大卒業後、1998年から二年間通っ
てカイロプラクティックの認定資格を取ったんです。
今も、中学校のバスケの試合や中・高生の陸上選手に同
行しています。
Q:それじゃあ、トレーナーとして自立できているじゃない
ですか?
A:はい。
でも、更に勉強して国家資格を持った方が幅が広くなる
ように思いました。それで、鍼灸専門学校に入りまし
た。
Q:何故、鍼灸(しんきゅう)の技術を得たいと・・・?
A:はりとテーピングなら大がかりな装備がなくても選手に同行しやすいと・・・鍼灸を選んだ理由です。私、スポーツの現場に行くことがとても好きなんです。
Q:なるほど。出かけることがお好きなんですか。では・・・、東洋はり医学会の経絡治療を選んだのは、どうしてですか?
A:陸上選手なんかはとてもはり治療に対して、反応しやすい
ので“やさしい鍼(はり)”が求められるんですね。再度全
身のバランスの勉強しなおしてみようと思い経絡治療を目指
しています。
Q:はりはどのような種類のものを使っていますか?
A:最も太いのが寸3二番鍼で通常は「0.10の15mm鍼」細く
て短い鍼を使っています。最近、勉強会で覚えた寸3一番銀
鍼を使うこともあります。その他に、バネ式?鍼(ていし
ん)、金属粒、パイオネックス、せんねん灸など。
Q:東洋はり医学会札幌支部にお入りになって、どんな印象をお持ちですか?
A:ハイ、今まで私が通ったいくつかの勉強会と違って、マンツーマンに近いかたちで、ていねいに技術を教えてくれるところだなと・・。私、人見知りする方なんですが、プレッシャーがないんです。質問してもゼロから噛み砕いて説明してもらえるんです。私と同世代の女性会員が多いので親近感もあるのかなと・・。
Q:保険診療もおやりですか?
A:はい、治療回数を多く必要とする患者
さんや、近所のお年寄りで保険を利用す
る方々もおられます。
Q:今後の夢はどのようなことを?
A:私は朝が強いのと、治療院が自宅なので、近所の方々の通勤前とか帰宅後とか、予約を入
れていただけると対応できますので、“地域の身近な治療院”として利用してもらいた
いと思っています。
二人の小さな子どももいるんですが、実は近所に私の母がいて、
手助けしてもらっているんです。
[田村さんの治療を受けている患者さんから
ひとこと]
『中学校のバスケット部の長女が田村先生に
部活で体調管理のお世話になっていて、
肉離れになった時、対処していただきまし
た。治療院には私が車でつれてきて、買いも
のをしている間にに治療してもらっているん
です。安心してお任せできますヨ〜』
(札幌市豊平区40代ママさん)
◇『はりきゅうぽかぽか治療院』
・札幌市豊平区月寒東4条18丁目3-20
・TEL・FAX011-853−5524 (予約制)
・定休日 水・日・祝
・施術時間 8:30〜17:00 (事前に連絡いただければ時間外対応可能です)
・アクセス 中央バス<真105> バス停「月寒4条18丁目」下車 徒歩1分
・料金体系 初診料 1,000円 全身調整 3,000円 部分調整 2,500円
0〜18歳 1,000円 他に各種保険治療あり(200円〜700円)